誰でも忘れられない言葉ってあるよね?わたしもよく思い出す言葉があるんです。決して思い出したくないんだけど(苦笑)
「相手の顔は自分の鏡だと思いなさい」
「自分が笑っていれば、相手も笑顔になるし、自分が怒っていれば相手も怒った顔になるから」
そんな言葉を社会人1年目に人事担当者から聞いたんです。「鏡の法則」とか「ミラーの法則」と言うらしい。何気ない会話だけど、今でもずーーと忘れられないんだよね。
鏡の法則とは?
心理学で有名な法則で、「周りの人の考えや表情、出来事は全て自分が考えている事を反映している」というもの。周りは全て自分を映しだす鏡なんだよね。言葉だけ聞くと怖いけど、実際にそうじゃないか?と思った経験ない?
心がけてたらいい方向に進むよ
毎日意識している訳ではないけど、悪い事が 起こったり、この人と距離を縮めたいと思った時は意識しちゃうんです。それが結構いい方向に進むんだよね。「お!今こそ鏡の法則をださないと!」と思ってやるわけではなくて、自然と自分の態度を変えているんだよね。あれ?私は既に身に付いているかな(笑)
経験した中で一番実感できるのは「表情」
自分が笑顔だと相手も笑顔になるんだよ。実際友人とか取り引き先の方とかに試したけど大半が笑顔になったもん。相手を変える前に自分を変えよ!と言うけどその通りだ。
鏡の法則の本が泣ける
インターネットから口コミで広がり2006年に書籍化された野口嘉則さんの「鏡の法則」 読んだ人の9割が涙したと話題の本なんですが、私が伝えたかった事が書いてあったのでご紹介します。
あらずじ
今年41歳になる主婦の栄子には悩みがあった。
小学5年生の息子が学校でいじめられているからだ。暴力はふるわれていないようだが、仲間外れにされたり悪口を言われたりしているらしい。
栄子が「自分にできることはあるか」と尋ねると「別にいじめられているわけじゃない!」と言い張ってしまう。その姿をみた栄子は、なにもできない自分や、いじめを我慢し続ける息子に胸を痛めていた。
ある日、夫の紹介で矢口という経営コンサルタントを紹介され「鏡の法則」という心のはたらきを教わる。
矢口は「あなたの大事なお子さんがいじめられているのは、あなたがだれか感謝すべき人に感謝せずにその人を責めて生きているからです」という。いわれてみると思い当たる節があった。栄子は父親と何年も会話していないどころか、父親に対してひどい言葉をぶつけてきたことを思い出す。なにやら胡散臭い話に最初は気乗りしなかった栄子だが、父親との和解が息子のいじめの解決に繋がるならと思い、「鏡の法則」を試す。長い間こころが離れていた父との関係を修復できるのか。
不安を感じる栄子だったが、矢口の指示通り電話で話してみると、父への感謝で涙が止まらなくなる。父も栄子を傷つけてしまった過去を謝罪し号泣。
「鏡の法則」によって親子のきずなが完全に修復した。
その後、矢口のアドバイスを聞いて行動するうちに、突然むすこが喜びながら帰宅する。いつもいじめてくる同級生に謝罪され、仲直りしたとのことだった。鏡の法則で、息子のいじめが解決し悩みを解決することができた。
本の中で、「現実に起きる出来事は、ひとつの「結果」です。「結果」には必ず「原因」があり、その原因はあなたの心の中にあるのです。つまり、あなたの人生の現実は、あなたの心を映し出した鏡だと思ってもらうと良いと思います」と書かれていますが、本当にその通りだよなーと実感しています。
ま、考え方は人それぞれだけどこんな考え方もあるんだと思って貰えたら嬉しいです。
私が忘れられない言葉
「相手は自分の鏡」
皆さんも意識してみたら考え方が変わるかもよ。
おわり。